福島県における在留資格の状況

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福島県における在留資格の状況

福島県における在留資格の状況について、最新の統計(2025年末~2026年初頭時点のデータ)に基づきまとめました。
福島県内の外国人住民数は、2024年末に初めて県人口の1%を超え、2025年12月末時点では約19,650人と過去最高を更新しています。

1. 在留資格別の構成

福島県の特徴として、**「技能実習」と「永住者」**の割合が高いことが挙げられます。

在留資格 概況
技能実習 約5,600人(労働者全体の約37%)。県内産業を支える最大の勢力です。
永住者 約4,500人前後。地域に定着している層も一定数存在します。
特定技能 急増傾向にあります。人手不足が深刻な建設、農業、食品製造分野での移行が進んでいます。
技術・人文知識・国際業務 ITエンジニアや企業の事務職など。郡山市や福島市などの都市部を中心に分布しています。

2. 国籍別の内訳

上位3カ国で全体の約6割を占めています。

  • ベトナム (約25%): 技能実習生や特定技能の割合が非常に高い。
  • フィリピン (約16%): 定住者や配偶者、介護分野など。
  • 中国 (約15%): 永住者やビジネス、教育関係など。
  • その他: 近年はインドネシア、ミャンマー、ネパールからの入国者が高い伸び率を示しています。

3. 地域的な特徴

  • 中通り(郡山市・福島市): 企業や教育機関が多いため、留学生や高度人材、特定技能が多く集まっています。
  • 浜通り(飯舘村など): 飯舘村は外国人住民比率が11%を超え、県内最高となっています。これは原発事故後の復興事業や農業における労働力としての受け入れが背景にあります。
  • 会津地方: 観光・宿泊業での就労に加え、伝統産業の担い手としての技能実習生が見られます。

今後の動向

福島県では、労働力不足に対応するため「外国人雇用相談窓口」の常設化(2025年度~)など、受け入れ体制の強化を進めています。また、技能実習制度から「育成就労制度」への移行を見据えた、特定技能へのステップアップ支援も活発化しています。

◇福島市の在留資格の状況について、県庁所在地として、「専門的・技術的分野」や「留学生」の比率が他の自治体より高いのが特徴です。

1. 福島市における主な在留資格の構成

福島市内に居住する外国人は約3,500人~4,000人規模で推移しており、以下の資格が中心となっています。

在留資格 特徴・傾向
技術・人文知識・国際業務 ITエンジニア、語学教師、企業の総合職など。県内でも福島市に集中しやすい資格です。
留学 福島大学や市内の専門学校に通う学生。資格外活動許可を得てアルバイトに従事する層も含まれます。
永住者・日本人の配偶者等 地域社会に深く根ざした層。サービス業や教育など多方面で活動しています。
特定技能 近年、飲食料品製造や介護、建設分野での増加が顕著です。
技能実習 依然として多いものの、市内では製造業や食品加工業での受け入れが目立ちます。

2. 国籍別の特徴

福島市では、以下の国籍の割合が高くなっています。

  • ベトナム: 実習生・特定技能に加え、技術職も増加中。
  • 中国: 永住者やビジネス関係、学生など層が厚い。
  • フィリピン: 定住者や介護分野での活躍が目立つ。
  • ネパール・インドネシア: 近年、外食・介護・製造業での就労者が急増しています。

3. 福島市独自の動き

  • 高度人材の受け入れ: 福島大学などの研究機関や、行政機関が集まるため、他の市町村に比べて「教授」や「高度専門職」といった資格を持つ層が一定数存在します。
  • 生活支援の充実: 福島市国際交流協会などを通じた日本語学習支援や生活相談が活発で、家族滞在(帯同家族)の定住化も進んでいます。
  • 復興・除染関連からの移行: 以前は復興関連の建設業に技能実習生が多く見られましたが、現在はそのノウハウを活かした「特定技能」への移行や、一般製造業への分散が進んでいます。

まとめ

福島市は、「働く(実習・特定技能)」だけでなく、「学ぶ(留学)」や「高度な仕事をする(技術・国際業務)」といった多様な在留資格が共存しているのが、浜通りや県南地域の製造拠点とは異なる点です。

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