外国人材受け入れの新制度「育成就労」の上限を約42万人

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外国人材受け入れの新制度「育成就労」の上限を約42万人

外国人材の受け入れを目的とした新制度「育成就労」について、政府は2027年度の制度開始から2年間(2028年度末まで)の受け入れ上限数を約42万6,200人とする方針を固めました。
従来の「技能実習」にはなかった上限設定が導入された点が大きな特徴です。

育成就労制度の規模と位置づけ

この「42万人」という数字は、深刻な人手不足に対応しつつ、急激な流入による混乱を避けるための「現実的な受入れ見込み」として算出されています。

  • 2階建ての制度設計: 政府は、未経験者を育てる「育成就労」と、即戦力の「特定技能」を合わせた全体の受け入れ枠を約123万人(2028年度末まで)と設定しています。
  • 育成就労: 約42.6万人(主に3年間の育成期間)
  • 特定技能: 約80.5万人(即戦力・長期在留)
  • 「入口」としての役割: 育成就労はあくまで特定技能への「通過点」であり、3年間の就労を経て試験に合格すれば、特定技能へと移行してさらに長期の就労が可能になります。

分野別の受け入れ見込み数(主な例)

育成就労が対象とする全17分野のうち、特に人数の多い主な分野は以下の通りです。

分野 受け入れ見込み数(2年間)
建設 約123,500人
工業製品製造業 約119,700人
飲食料品製造業 約61,400人
介護 約33,800人
農業 約26,300人

※建設や製造業など、人手不足が特に深刻な分野に大きな枠が割り当てられています。

今後のスケジュールと準備

2026年は制度開始に向けた「準備の年」となります。

  • 2026年2月: 運用要領(実務マニュアル)が公開されました。
  • 2027年4月: 育成就労制度が正式にスタート。
  • 転籍の制限緩和: 技能実習では原則禁止だった「転籍(職場を変えること)」が、育成就労では一定の条件(同一職種で1~2年以上の就労など)を満たせば認められるようになります。

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