外国人ドライバーの可能性「永住権あれば戦力になる」
物流・運送・ロジスティクス業界の総合専門紙「物流ウィークリー」によると、外国人ドライバーの可能性が次のように語られている。
少子高齢化、人口減少により、労働力の確保が困難になってきている。物流業界では特に、トラックドライバーを目指す若い人や業界未経験者が少ないため、多くの事業者で高齢化が進んでいる。現状は、今いる人材でやりくりできていても、近い将来、多くのドライバーが退職していく。そのため、労働力の確保については、何かしらの対策をとる必要がある。
永住権のある外国人の採用は、十分に労働力として計算ができ、可能性としても大きい。彼らを戦力として取り入れるためには当然、受け入れ体制をしっかりと整える必要がある。それが可能であれば、取り組む価値は大いにあるのではないだろうか。
外国人労働者をドライバーとして採用するにあたり、永住権だけでなく、言語(日本語のレベル)とコミュニケーション能力をどこまで求めていくのかが課題となる。日本人ならではのコミュニケーション・配慮、土地勘など外国人ドライバーには難しい問題もある。
出典:物流Weekly (参照 2020-08-04)